
こんにちは、いずみ絵画教室です。
今日は、体験で描いてくださった小学生のお子様の作品をご紹介します。
こちらは、教室のデッサンで主に使用しているモチーフを、水彩絵具で描いていただいた作品です。
それぞれのモチーフがとても可愛らしく表現されています。色の再現も的確で、色使いの感性が光っていますね。
今回、私が特に素晴らしいと感じたのは、鉛筆で描いた輪郭からはみ出さないように、自分で決めた形に丁寧に絵具を塗ることができている点です。
特に低学年のお子様が絵具を苦手に感じてしまう理由の一つに、 「鉛筆ではうまく形が描けたのに、絵具を使った途端に失敗したと感じてしまう」 という経験があるように思います。
そこで今回は、この失敗してしまったかもと感じる原因を少し掘り下げてみましょう。
私が感じている主な原因は、
「色が濁ってしまうこと」
「絵具がはみ出してしまうこと」
この二つです。
特に、形からはみ出してしまう原因の多くは、水の扱い方にあります。
筆に水を含ませ過ぎたまま紙に置くと、絵具の量が多くなりすぎたり、水滴ができるほど紙の上で盛り上がってしまうことがあります。
こうしたトラブルを防ぐためにおすすめなのが、筆を紙に置く前に、ティッシュや布の上にちょんと軽く一度置くことです。
それだけで余分な水分が取れ、絵具がはみ出すという失敗は少なくなります。
苦手意識は、実は道具の使い方や制作中のちょっとした習慣を見直すだけで、大きく改善できることがあります。
つまり、「表現そのものが苦手」というわけではないのですね。