小学生の生徒さんのデッサン作品をご紹介します。
大人と同じような本格的なデッサンに、今回はじめてチャレンジしていただきました。
モチーフをよく観察し、形を確かめ、何度も修正を重ねて仕上げてくれました。
よく観察して描いたこと、そしてがんばりが伝わる作品ですね。

デッサンには、それまで主観的に見ていたものを客観的に捉えられるようにするという側面があります。
しかし、はじめのうちは中高生のように理屈を重視しすぎなくても大丈夫です。

もちろんそれらも大切ですが、焦らず段階を踏んで身につけていけば十分です。
まずは「見たものを丁寧に観察する」「自分なりに考え、解釈しながら描く」といった姿勢から始めてほしいと思います。

小さなお子様には「気持ちを込めて描く」「想像を膨らませる」といった子どもらしい良さもあります。
バランスよくさまざまな題材に挑戦しながら、子どもならではの感性も大切に育んでいってほしいと思います。